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2月, 2013の投稿を表示しています

フェスに出演しました 3

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アイヌ文化フェスティバル2021に出演しました。 備忘録として。 前日仕込み とはいっても音響は自前の機材をほとんど使わないので、使いそうなモノ(ワイヤレス関連と卓まわり特にPC、インターフェイス関連)だけよりわけて荷揚げです。 スピーカー、卓、PCCなど場所を指定して置いてもらいました。 奥のモニター。いつもの場所にスタンドで立ててもらいました。 メイン&前モニター。 前モニターは場所が厳しくてこの位置に。同軸なので軸外の音の変化がすくないのが良い。 メインはラインアレーなんで、客席では明瞭度が高い。舞台上では、低音の回り込みは少なく客席からの跳ね返りは大きく感じられる。 卓廻り。手前がCL3。奥がCL5。 手元全貌。 PCはいつも通りの右側に戻しました。台本は箱馬を重ねた上にのっています。 緑のトレーは3Dプリンターで作ったもの。RIVAGEに合わせて作ったので、CLには収まりが悪く、ちょっと斜めになっています。 写ってませんがヘッドホンは自前のを引っ張り出してきました。 TBマイクは借りた58です。 案の定、照明、映像に時間がかかり、隙間で音出しして、あとはレイヤーやユーザーデファインドキーの設定に時間を費しました。 カスタムレイヤーの設定 CLのいやらしいところはMIX/MTXのレイヤーがインプットの側のブロックに出せないところ。 こんな風にNanoPadをCentraLogic上に置いちゃうと、MIXにアクセスしにくくなってしまう。 最初はNanoPadをどけながらいじっていたんだけど、かなり面倒。 カスタムレイヤーがみっつ設定できるので、A2に出力用のカスタムを設定したらとたんに便利になりました。LS9的な使い勝手が復活です。 ユーザーデファインドキーの設定 これはLS9にも設定してるんだけど、comp1/EQ/Home画面のbookmark、TB On/Off、TB画面を呼びだせるようにしておくと便利です。 何だか調子が悪い?..本番中に止まる 他団体のリハがお先で進んでいくんだけど、何だか調子が悪い感じ?繋がらないチャンネルがあったり、出音が変だったり… 曰くDanteを目一杯使っていて、かつDanteとMADI変換してるところがあって上手くいってないのではないか、あとCL5自体もおかしい、とのこと。まぢか。困る

UPSの音を可愛くしてみた

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前記事X32用に買いました。正弦波出力のUPS。 電源の瞬停で卓がおかしくならないようにするためです。 動作確認。卓を立ち上げたまま、UPSのプラグを抜いてみました。 OKでした。使えます。 ただし、何かある度に爆音でお知らせしてくれるんです。元気過ぎます。 公演中に客席の中心でピーと叫ばれても困ります。 でも何にも言わなくなっても困る(ケーブルが抜けた時とか)。 それだけ何とかしようということで、とりあえず開けてみました。  左がトランスで右の黒いのがバッテリー。重さのほとんどがこいつら(失礼)です。  この付け方だと横にしてラックケースに入れるのは無理かなぁ。 黒い筒状のものがサウンダ。小さいのに働き者。すぎて迷惑。 黄色のビニールテープで塞いでやったぜい。 可愛い音になりました。

X32

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無事に最後までつとめを果たしたAllen&Heath GL4-832に感謝。  macbookがのっているグレーの卓です。 あなたは一番古いのに一番ちゃんと最後まで働いてくれました。ありがとう。 かわって来年度から登場するのがこいつ。Behringer X32。  軽い。小さい。そして何と言っても安くて多機能。 帰ってきたばかりでまだ音を出していません。 先に使ったガッちゃん、「なかなか良かったよ」 中田くんは「自分で買おうかな」だそうで。 さて、どんなもんでしょ? とりあえずfirmware1.13にアップして...と思ったらUSBメモリーを読んでくれない...3つ試したがダメでした。 調べたら、失敗したらsample rateを変更するとrebootするのでそれで試して、とのこと。今度は一発でok。 新たにOS10.6.8に対応したXControl.appが出ていたので繋いでみた。 動きました。 で、どうやってshow/sceneを本体に移すの?USB driveに書き出さないといけない?とBehringerの中のひとに質問しておきました。

AudioToolsを使ってみた

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新宿文化センター公演でも活躍したのがこれ。iPadのアプリAudioTools。 アプリにしてはバカ高いす。で、躊躇してたんですが、買ってしまいました。 写真で写っているのはadd-onのTransfer function。 ピンクノイズの出力を卓と自分の入力に送り、測定マイクを付けて使います。 要2in/2outのiPad対応オーディオI/F。 H4Nは電源が足りないのでUSB HUBで補っています。in/out共に50位に下げると何とか使えるようになります。 専用のが便利そうですが大分お高め。 ラインとマイクの入力を比較して、スピーカの距離と、位相、音量の周波数特性を測定出来ます。 そう、SMAARTのあの機能です。 今回の仕込みでは、吊ったLCRのPS15と床に置いたPS10の、客席中央での到達時間を合わせるためにだけ使いました。それだけで随分すっきりしました。 あと、アプリが更新されたらFFTが追加されてました。 標準機能で1/24Oct.のFFTが使えます。これがとても便利。 いわゆるワンツー、というか声でスイープして、余っているところをQ=10くらいのPEQで大体4箇所ほど落としていくのですが、周波数があっていれば-2dB、多くても-3dBでOK。 PAで作られる残響の量が全然違ってきます。 ただこうやって狭いPEQで合わせると気温や気圧、空調の影響を受けやすいんだと思います。ずれてきちゃうのがわかるので五回公演で3回合わせ直しました。 客入れ前とお客さんが入った状態でも違うのでしょうが、そこはあんまり不具合は感じませんでした。

千秋楽@新宿文化センター

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三年間続いた舞台もついに千秋楽。 三年ぶりの新宿文化センターで幕を閉じました。 遠くから駆けつけてくれたこずえちゃん、今年度ずっと舞台を支えてくれた縄野ちゃん、その他関係者の皆様、ありがとうございました。 で、新宿文化センターですが、響はいいのですが、響きすぎるのです。 PAすればするほど残響が増えて、手がつけられない的な。 三年前も痛い目をみました。 今回はそれに加えて大人の事情(まあ、お金がかけられない、っていうことなんですが)で、機材費も大幅削減で、三年前に借りたMeyer MSL4も借りれず。 予算内で可能なプランがUPA-1Aが片側4+ウーハーというもの。 これでは残響対策にはならないので、手持ちの機材プラスアルファで何とかするということに。 まあ、三年前にもやっていて大体感じはつかめているので何とかなるだろうとプランを立てました。 PAはLCRにPS15を防火シャッターに吊ってなるべく壁、パイプオルガンに音が行かないようにする 中抜け用にPS10。 モニターは薄い場所(センター前、上下ワゴンの上)を押さえるためにCSP6を4個追加して吊る。 明瞭度をあげてハウリングを避けるために、なるべくマイクはヘッドセットに。 人が増えてマイクの受け渡しが危険な状況になってしまったので、ワイヤレスを二本追加。 特別ゲストの良知くんのためにDPAのヘッドセットを買う。 なるべく無駄な音を出さないように心掛ければ残響が抑えられて、明瞭度もそこそことれるのではないか?まあセオリーですが... 防火シャッターに吊るのは会場に確認したところ、照明と合わせて180kg以内なら大丈夫とのこと。PS15は三個で約90kg。いける? 舞監を通じて照明プランナーさんに打診してもらったら意外とあっさり?okがもらえました。 吊ったセンタースピーカを下から見た図。写真がうまくとれなかった。 LCRとも吊りました。約16度下振り。LRは20度内振り。 大きいLS1200の上にちっちゃいPS10。バランス悪っ。 一応フルテンでも鳴らせるようにプロセッサ、アンプをセットアップして行きましたが、結局そんなに音量要りませんでした。ちょっとで十分でした。 そのすぐ

復活!二題 Sonicbirth2 alpha & Tracktion4

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最近、愛用していたんだけど開発の止まっていたソフトが、次々と復活しました。 まずはSonicbirth。 VST/Audio Unitが作れるソフトです。elementと呼ばれる部品を線で繋いで作ります。 自分が必要なものが作れるので重宝してました。 1.3.1で止まっていましたが、最近version 2になって復活しました。 今は商用化を目指してのalpha releaseです。機能が限定されていてGUI部品もありません。 いろいろ変わっていますが、一番大きいのは、今までのブロック単位からサンプル単位の演算になったことで、出来ることが多くなったことです。 今後が楽しみです。 最新アップデート 。ただし今後も次々出るので最新版は ここで確認。 次、Tracktion 4。 DAWソフトです。使いやすいです。 Juleさんが作ったソフトをMackieが買い取ったんだけど色々あって数年間放置状態でした。 この度再びJuleさんのもとに戻り、開発が再開するというのは嬉しい限りです。 個人的には Audio Unitが使えるようになった Sonicbirth製のプラグインが再び使えるようになった(除くMIDI関連) pitch関連の機能がまた使えるようになった ということで喜んでおります。 http://www.tracktion.com/  今見たら工事中ですな。webの人、雇えたのかな。 おまけ。OhmStudio。 http://www.ohmstudio.com/ DAWソフトです。ソフト自体は無料です。 webコラボレーションに特化していて、将来は月額課金で、と考えているようです。 ちゃんと使えるようです。っていうかかなり高機能。

機材の写真 4

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続き。吊りスピーカなど。 CSP6。上手1間2尺あたり。  ケーブル。下手1間2尺あたり。リップタイで止めてます。  下手CSP6。  立ちおろし。取れないように。後ほど結束バンドで止めました。  ビニテで4間のところに印を付けてます。高さの目安。あとでディレイの設定をする時必要。  SX200。  結束バンドで止めてます。  立ちおろし。取れないように結束バンドで止めました。  こちらも4間のところに印。高さを測ります。

機材の写真 3

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続き。卓廻り。 エフェクターラック。  電源とコンプ。ライトが欲しくてここに電源を入れたが、卓廻りの元になるのがこの位置だと何かとよろしくない。工夫の余地ありです。  DriveRackとYDG。上からメイン、前、奥、吊り。 driveRackは両方とも3,4番にテンプレートが作ってあります。 260は電源切っても現状保存されるが、PAはされないので注意。必ず編集結果を舞台前に5番に保存します。 driveRackとYDG。上からセンター、運営系、パーカッションLR。 driveRackには12,13番にテンプレートが入っています。 YDGには演奏者相互同期用に10msのディレイが入っています。 音効側全景。  メインコンピュータ。  01V。シーンでメイン、予備のコンピュータの切り替え。フェーダはメインコンピュータ専用のMIDIフェーダとして使っています。  予備のコンピュータ。liveのデモで動いています。 nanoControl2は予備専用です。  ADA8000/MT4/saffirePro40。  MIDIコントローラー。スイッチとキーボードをMT4でマージ/スプリットして二つのコンピュータに送ります。 スイッチの中の配線が硬すぎるのか、半田が時々割れます。直そうと思ってるんだけど時間がなくて手が回ってません。直して使って。扱いは丁寧に。  ADA8000。  MT4。  saffirePro40。  01V。  リモートレイヤーで使っています。