三年間続いた舞台もついに千秋楽。
三年ぶりの新宿文化センターで幕を閉じました。
遠くから駆けつけてくれたこずえちゃん、今年度ずっと舞台を支えてくれた縄野ちゃん、その他関係者の皆様、ありがとうございました。
で、新宿文化センターですが、響はいいのですが、響きすぎるのです。
PAすればするほど残響が増えて、手がつけられない的な。
三年前も痛い目をみました。
今回はそれに加えて大人の事情(まあ、お金がかけられない、っていうことなんですが)で、機材費も大幅削減で、三年前に借りたMeyer MSL4も借りれず。
予算内で可能なプランがUPA-1Aが片側4+ウーハーというもの。
これでは残響対策にはならないので、手持ちの機材プラスアルファで何とかするということに。
まあ、三年前にもやっていて大体感じはつかめているので何とかなるだろうとプランを立てました。
- PAはLCRにPS15を防火シャッターに吊ってなるべく壁、パイプオルガンに音が行かないようにする
- 中抜け用にPS10。
- モニターは薄い場所(センター前、上下ワゴンの上)を押さえるためにCSP6を4個追加して吊る。
- 明瞭度をあげてハウリングを避けるために、なるべくマイクはヘッドセットに。
- 人が増えてマイクの受け渡しが危険な状況になってしまったので、ワイヤレスを二本追加。
- 特別ゲストの良知くんのためにDPAのヘッドセットを買う。
なるべく無駄な音を出さないように心掛ければ残響が抑えられて、明瞭度もそこそことれるのではないか?まあセオリーですが...
防火シャッターに吊るのは会場に確認したところ、照明と合わせて180kg以内なら大丈夫とのこと。PS15は三個で約90kg。いける?
舞監を通じて照明プランナーさんに打診してもらったら意外とあっさり?okがもらえました。
吊ったセンタースピーカを下から見た図。写真がうまくとれなかった。
大きいLS1200の上にちっちゃいPS10。バランス悪っ。
舞台奥スピーカ。これはツアーと一緒。
写真ないけど奥吊りもツアーとほぼ一緒。いつもは2間外だったけど、ここでは2間内。
その分、内振りを15度から10度に微妙に変更。
上手パーカッションモニター。 パイプオルガン様に直接音を当てないように設置。
下手パーカッションモニター。
通常のワイヤレスの上に追加のワイヤレス二本。
前に灯体が来たので、箱足で嵩上げしてかわしています。
パッシブのアンテナ。この方が電波強いかも?
良知くん用DPA。高いです。
指向性なので近接効果あり。近づけすぎるとブーミーになってしまった。ちょっと下げたらちょうどよくなった。
高耐圧なのにかなり高出力。それはいいのだけれど、maxon送信機へのアダプタがmicにしか対応してないのでちょっと困る。
破綻は何とか避けられたが、micしぼりきりでもコンパンダ深めな状態に。
と、いろいろやった残響対策ですが大分効いたようで、普通の残響のちょっと多いかな的なホールの感じになっていて、特に聞きにくいということもなかったように思います。
iPadで録音してみたら、三年前に同じアプリで同じ場所でとった録音が残っていて、比べてみると歴然の差がありました。
一応フルテンでも鳴らせるようにプロセッサ、アンプをセットアップして行きましたが、結局そんなに音量要りませんでした。ちょっとで十分でした。
そのすぐ下に前モニターのCSP6。
1サスに吊ったCSP6とパラになってます。
バトンが高いところにあって前振り出来ないので、スリングで吊って前振り&微妙に内振りして前の真ん中をカバーしています。舞台奥スピーカ。これはツアーと一緒。
写真ないけど奥吊りもツアーとほぼ一緒。いつもは2間外だったけど、ここでは2間内。
その分、内振りを15度から10度に微妙に変更。
上手パーカッションモニター。 パイプオルガン様に直接音を当てないように設置。
下手パーカッションモニター。
手前に見えるのはお犬様の耳。
ウーハーの後ろが犬小屋になっています。見た人はわかる。はず。
下手袖アンプラック。手前が追加のPS15(センター)とPS10用のアンプ。奥が通常のアンプとワイヤレス。
下にパイプがあるので、箱足でかわしています。
通常のワイヤレスの上に追加のワイヤレス二本。
前に灯体が来たので、箱足で嵩上げしてかわしています。
パッシブのアンテナ。この方が電波強いかも?
良知くん用DPA。高いです。
指向性なので近接効果あり。近づけすぎるとブーミーになってしまった。ちょっと下げたらちょうどよくなった。
高耐圧なのにかなり高出力。それはいいのだけれど、maxon送信機へのアダプタがmicにしか対応してないのでちょっと困る。
破綻は何とか避けられたが、micしぼりきりでもコンパンダ深めな状態に。
iPadで録音してみたら、三年前に同じアプリで同じ場所でとった録音が残っていて、比べてみると歴然の差がありました。
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