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4月, 2011の投稿を表示しています

フェスに出演しました 3

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アイヌ文化フェスティバル2021に出演しました。 備忘録として。 前日仕込み とはいっても音響は自前の機材をほとんど使わないので、使いそうなモノ(ワイヤレス関連と卓まわり特にPC、インターフェイス関連)だけよりわけて荷揚げです。 スピーカー、卓、PCCなど場所を指定して置いてもらいました。 奥のモニター。いつもの場所にスタンドで立ててもらいました。 メイン&前モニター。 前モニターは場所が厳しくてこの位置に。同軸なので軸外の音の変化がすくないのが良い。 メインはラインアレーなんで、客席では明瞭度が高い。舞台上では、低音の回り込みは少なく客席からの跳ね返りは大きく感じられる。 卓廻り。手前がCL3。奥がCL5。 手元全貌。 PCはいつも通りの右側に戻しました。台本は箱馬を重ねた上にのっています。 緑のトレーは3Dプリンターで作ったもの。RIVAGEに合わせて作ったので、CLには収まりが悪く、ちょっと斜めになっています。 写ってませんがヘッドホンは自前のを引っ張り出してきました。 TBマイクは借りた58です。 案の定、照明、映像に時間がかかり、隙間で音出しして、あとはレイヤーやユーザーデファインドキーの設定に時間を費しました。 カスタムレイヤーの設定 CLのいやらしいところはMIX/MTXのレイヤーがインプットの側のブロックに出せないところ。 こんな風にNanoPadをCentraLogic上に置いちゃうと、MIXにアクセスしにくくなってしまう。 最初はNanoPadをどけながらいじっていたんだけど、かなり面倒。 カスタムレイヤーがみっつ設定できるので、A2に出力用のカスタムを設定したらとたんに便利になりました。LS9的な使い勝手が復活です。 ユーザーデファインドキーの設定 これはLS9にも設定してるんだけど、comp1/EQ/Home画面のbookmark、TB On/Off、TB画面を呼びだせるようにしておくと便利です。 何だか調子が悪い?..本番中に止まる 他団体のリハがお先で進んでいくんだけど、何だか調子が悪い感じ?繋がらないチャンネルがあったり、出音が変だったり… 曰くDanteを目一杯使っていて、かつDanteとMADI変換してるところがあって上手くいってないのではないか、あとCL5自体もおかしい、とのこと。まぢか。困る

LINE6のワイヤレスを使ってみて

前にも書きましたが、LINE6のXD-V70Lというのを最近よく使っています。主に経済的な理由ですな。 使ってみての印象などをまとめて書きます。 音質良い。 コンパンダがないのでレベル設定で悩まなくて良い。そもそもgainがない。 気兼ね無く使える。 プツプツノイズが乗る。コネクタの接触か?接点復活剤、6Bの鉛筆で対処。減ったような...※ eneloopをやめたら直ったとの情報あり?thanks中田君。 やっぱりだめだったみたい。 トランスミッタの作りが微妙。 スイッチの押しこみ具合の個体差が大きい。なかなかロックされない個体がある。 電池のバネが弱め。 電池の蓋止めとれた。接着剤ではっているだけ。 4pinコネクタがロックされない個体がある。 舞台袖に設置して、当初はアンテナケーブルが短い方が損失が少ないだろうと予想してアンテナ直付けで使ってました。 しかし、障害物によると思われる離調が多く、800MHzで使っていたアンテナケーブル5DFB20mを使って見通しのいい場所にアンテナを移動したら思ったほど損失の影響もなく、受信が安定しました。 アンテナ5台つなぎと8台つなぎやってみたがほぼ良好。 使ったマイクの印象: DPA 高いだけあって良い。Hiが滑らかに伸びている感じ? RAMSA HiはDPA程ないがいい感じ。Hi EQ絞らなくても使える。 JTS CM-201F Hiが若干弱いか?ナローな感じだが、まあ使える。 JTS CM-125F 歪んでしまって使えない。 JTS CX-500 Hi/Lo伸び過ぎ(楽器用だから当然ですが)&暴れてる。かなりEQでいじらないと。本数使うとHi/Loでハウる&ジャキジャキの音になる。

LIVEからM7CLを動かす その4 SuperColliderを使って

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続きです。 また同じことを今度はSuperColliderでします。これはちょっと変わっています。 プログラムを書いたらその文を選択してenter(僕のmacbook proではfn+return)で実行。 command+.で停止。 File>Newしたらそこに書いていきます。 s.boot; 実行するとSuperColliderが動き出します 。 MIDIClient.init; 実行すると、MIDI入出力がpostウインドウに表示されます。 その情報でSuperColliderを設定します。 入力は0番から数えた番号で設定します。僕の例では2番のtoPdにするために2を入れます(下線部分) 。 出力は名前でプログラム内に直接書いて設定します。僕の例ではIAC DriverのfromPdにしています(下線部分)。 ( MIDIIn.connect(0,MIDIClient.sources.at( 2 )); m = MIDIOut.newByName(" IAC Driver "," fromPd "); MIDIIn.control={|port,chan,num,val| [port,chan,num,val].postln ; if ( val > 0 , { m.program(chan,val) }, {}); } ) 括弧内を選択(括弧をダブルクリックする)して実行するとコントロールチェンジからプログラムチェンジへの変換が始まります。 SuperColliderは負荷がとても低かったのでおすすめです。

LIVEからM7CLを動かす その3 Pd-extendedを使って

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続きです。 Pd-extendedを使って同じことをします。こっちの方が簡単かも。 File>Newでこんな風に書き込みます。 Edit>edit modeでエディットモードにはいり、Put>Objectで長方形の箱を書いて中に文字を書きます。右肩の欠けた箱は表示のためです。Put>Numberで作ります。 箱同士を結線します。 仕組みはctlinから入ってきたデータから0を選んで(捨てつつ)、その他の値に1を足してプログラムチェンジとしてpgmoutから出力する、という感じです。 1足さなくてもいいはずですが、やってみたらデータが1小さかったので足してみました。 Pd-extended>preferences>MIDI settings...でMIDI入出力を設定します。 すると、Logicと同様に変換を始めます。 MIDI Monitorで見たところです。 Pdも意外と負荷が高いです。注意してお使いください。 次はSupercollider.

LIVEからM7CLを動かす その2 Logicを使って

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(前回からの続き) LIVEの曲中に自動でM7のシーンを送るもうひとつの方法は、コントロールチェンジを送信し、他のソフトでプログラムチェンジに変換してM7に送る、というものです。 で、何を使うか?手元にあるもので試してみました。 Logic Express ◯分かりやすい ×が、簡単ではない 有料 負荷が心配 pd-extended ◯フリーウェア GUIが分かりやすい ×結構負荷が高い supercollider ◯フリーウェア 負荷が低い ×GUIがなく敷居が高い感じがする どのソフトでも共通ですが、コントロールチェンジの値0を除いてあります。 0の時はプログラムチェンジを送信しません。その方が使いやすいかなと思ったからです。 そうでないと曲の始めに必ずM7のシーンに対応したコントロールチェンジを書かないといけなくなります。 流れでいけるときはそのままいって、変える時だけ書きこむというのがいいかなと。 曲の始めは0にしておき、M7のシーンチェンジが必要になったところに0以外のコントロールチェンジを書くというのが使いやすいです。 ちなみにこんなクリップでコントロールチェンジを送信してます。 値は0,1,2,127になっています。 まず、Logic Express。 新規にソングを作成し、ウインドウ>エンバイロメント クリックポートを表示し、新規>トランスフォーマー、新規>instrument フィジカルインプットの、LIVEからコントロールチェンジを出しているポート(僕の例ではtoPd)からトランスフォーマー、トランスフォーマーからinstrumentへ結線する(図では操作が見えるようにモニタも途中につないであります) instrumentのポートをプログラムチェンジを送信するポート(例ではfromPd)に設定 トランスフォーマーをダブルクリックで開き、 モード:操作を実行して不一致のイベントをフィルタリング 条件:状況:= コントロール 条件:データバイト2:>= 1 操作:状況:固定 プログラム に設定 左のモニタは、フェーダのアイコン(コントロールチェンジを指す)、1(チャンネル)、(CC)1、(値)2...という意味です。右のモニタは、シャープ(プログラムチェンジ

LIVEからM7CLを動かす その1

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新しいミュージカルを作りました。 http://www.botchan.co.jp/ 僕はそこに音響プランナーとして行っていました。 13本のワイヤレスマイクにliveで音楽&SE出しをひとりオペでやるという過酷な?現場です。ご苦労さん、マシュー。 曲中のフェーダオペレーションをある程度M7に自動でやらせないと身がもたない?ので色々試した結果、コントロールチェンジをliveのmidiクリップに直書きしてM7を動かす、という技をオペレーターのマシューが編み出しました。 単純で、トラフィックもそう多くなく、慣れれば編集も簡単です。 短所は、M7のフェーダのコントロールが二つに分かれていて大雑把な方しか書いていなかったため、呼び出すたびにフェーダ値が微妙に違うということでした。 まあ、一斉に上げたり下げたりするときに手が足りないのを補うにはそれでもいいかなと。 最初は、LIVEでプログラムチェンジを送って、M7のシーンを呼び出せばいいじゃん、と思っていたのですが、そう甘くはなかった。 LIVEはMIDIクリップの先頭でしかプログラムチェンジを送信しないのでした。 曲中に自動でM7にシーンを送るには何か別の仕組みがいりそうです。 曲中に自動でM7にシーンを送るにはどうしたら良いか? 机上ではありますがいろいろ考えてみました。 今回はそのいちです。 以前紹介したMIDIのループバックを使います。 今回はCC14を使いましたが他でつかってないものであれば何番でもかまいません。ループバックしてscene launchに設定します。  "sceneFire"midiクリップの中身です。64以上の値で再生(シーンは送られない)、以下ではシーンが送られるようなので、先頭は大きく、最初のM7シーンのポイントで127,LIVEのシーンを送るために0、次のM7シーンで127、LIVEのシーンを送るために0...といれていきます。 すると、LIVEのシーンが次々と送られていくので別のトラック(PgmTx)に置いたMIDIクリップからプログラムチェンジが送信されるという仕組みです。 この仕組の長所はLIVEだけでできるといいうこと。 短所は、midiやkeyで設定したScene Launchでは動くが、マウス

LINE6用のマイク

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LINE6のデジタルワイヤレスを買うと付属品が全部入っていてお得なんですが、ピンマイクが大きめの単一指向性のものでミュージカルじゃ使いにくいものです。 何か別に揃える必要があるのですが、古いRAMSAのマイクを再生してみました。使用未使用合わせてたくさん残ってるので。 ちなみに、参考にしたページ。 http://fx.maxon.co.jp/Download_2/download/pdf/synth_pin_v20.PDF http://www.countryman.com/display.asp?catid=4&pid=75 この辺を眺めていると何をどうしたらいいか、見えてきたりこなかったり...  買ったのはswitchcraft TA4Fと1/8W 10Kohmの抵抗。 結線はシールドと透明被覆の線をまとめて1へ。 赤い被覆の線を3へ。 2から3へ10Kohmの抵抗をいれる。 線の中にはナイロンの糸が入っています。これを銅線とよりわけて糸だけ切ります。 面倒だしそのままでもいけるけど、半田ののりが全然違うので、僕は全部取っています。  コネクタの部品を通しておきます。忘れるとショックが大きい。  抵抗を入れます。 抵抗をいれたところ。1/8wの抵抗でもなんとかはいりました。 細かくて大変ですが、MAXONのヒロセ6pinに比べれば天国です。