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9月, 2017の投稿を表示しています

フェスに出演しました 3

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アイヌ文化フェスティバル2021に出演しました。 備忘録として。 前日仕込み とはいっても音響は自前の機材をほとんど使わないので、使いそうなモノ(ワイヤレス関連と卓まわり特にPC、インターフェイス関連)だけよりわけて荷揚げです。 スピーカー、卓、PCCなど場所を指定して置いてもらいました。 奥のモニター。いつもの場所にスタンドで立ててもらいました。 メイン&前モニター。 前モニターは場所が厳しくてこの位置に。同軸なので軸外の音の変化がすくないのが良い。 メインはラインアレーなんで、客席では明瞭度が高い。舞台上では、低音の回り込みは少なく客席からの跳ね返りは大きく感じられる。 卓廻り。手前がCL3。奥がCL5。 手元全貌。 PCはいつも通りの右側に戻しました。台本は箱馬を重ねた上にのっています。 緑のトレーは3Dプリンターで作ったもの。RIVAGEに合わせて作ったので、CLには収まりが悪く、ちょっと斜めになっています。 写ってませんがヘッドホンは自前のを引っ張り出してきました。 TBマイクは借りた58です。 案の定、照明、映像に時間がかかり、隙間で音出しして、あとはレイヤーやユーザーデファインドキーの設定に時間を費しました。 カスタムレイヤーの設定 CLのいやらしいところはMIX/MTXのレイヤーがインプットの側のブロックに出せないところ。 こんな風にNanoPadをCentraLogic上に置いちゃうと、MIXにアクセスしにくくなってしまう。 最初はNanoPadをどけながらいじっていたんだけど、かなり面倒。 カスタムレイヤーがみっつ設定できるので、A2に出力用のカスタムを設定したらとたんに便利になりました。LS9的な使い勝手が復活です。 ユーザーデファインドキーの設定 これはLS9にも設定してるんだけど、comp1/EQ/Home画面のbookmark、TB On/Off、TB画面を呼びだせるようにしておくと便利です。 何だか調子が悪い?..本番中に止まる 他団体のリハがお先で進んでいくんだけど、何だか調子が悪い感じ?繋がらないチャンネルがあったり、出音が変だったり… 曰くDanteを目一杯使っていて、かつDanteとMADI変換してるところがあって上手くいってないのではないか、あとCL5自体もおかしい、とのこと。まぢか。困る

スピーカーを作りたい 2.仕様

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ざっくりと、どんなスピーカーにするかを決めていきます。 ユニット数とインピーダンス 前の記事で一つの箱あたり二個のユニットとにするかなと考えたので偶数で。 メーカーさんの「8個でラインアレー作ったぜ」という作例があるのでそれにならって8個ということにしようかな。 問題はインピーダンス。一個8 Ωのユニットを 二個直列して四並列して4 Ω。 4個直列して二並列して 16 Ω。 なんだけど、どっちにしようかな?それぞれメリットデメリットがあります。 4 Ωにすると: 大きい音が出る。 たいがいのアンプで単体でしか使えない。 ユニットの個体差、空間のつくりの違いに影響されやすく、壊れやすいかも? 16 Ωにすると 音が小さい。 4台まで並列できる。 ユニットの個体差、空間のつくりの違いに影響されにくく、壊れにくいかも? 使用法としてはほぼ単体でしか使わないので、4 Ωかなとも思うのだが、一応、16 Ωで作ろうかな? 密閉 or バスレフ? 密閉で作る、というのも有りかも。と思いつつバスレフでいこうかな。 作りやすさを考えて背面ポートで。

放電器作ってみた

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充電池は追充電しないようにしよ の続き。 放電器が一個しかないので、作ってみました。 まだ試作ですけど動いてます。 技術的なことは こちら。

スピーカーを作りたい 1.動機

そもそも ラインアレーがいい理由 自作する意味 そもそも 本舞台公演とともに宴会場などでのアトラクション、ライブがあるのですが、そいつを充実させたい。 歌や踊り、パフォーマンスを楽しんでいただき、俳優の魅力身近に感じてもらって、劇場に足を運んでいただきたい。 SNSで拡散していただきたい。 ラインアレーがいい理由 現状、域内の宴会場などのライブスペースはまともな音響設備がなく、ある程度ちゃんとしたことをやろうとすると、仮設で仕込まなければいけません。 また、 天井が低いか、横幅が狭い 奥行が結構ある ので、音場調整もやっかいです。 ハウりやすい。オペも必要。 ラインアレーならハウりにくいし遠達性もあるのでいいのでは? 自作する意味 安い 買うと結構高いです。 でも、構造は至ってシンプル。要するに昔のトーンゾイレ。作ってました。 最近、それ用に使える小口径ハイパワーのユニットが比較的安価に手に入るようになりました。 壊れにくい構造にする 同業者からよく聞くのが「切れやすい」。 共通して「たいしてパワーをかけてないのに一発だけ切れる」といいます。 かつてのトーンゾイレもそんなでした。 同じ負荷がかかっているはずなのになぜ? 当時は個体差だと思っていました。今は別の考えです。 一つの箱に複数のスピーカーユニットがついていると、中で音が共振して、場所によって違った仕方で後から押したり引いたりされることになります。 場合によっては、一つのユニットに最悪全部のユニットの力がかかる可能性があります。 スピーカーが動く方向に押された場合、ボイスコイルの電気抵抗は下がるのでもし並列接続だったら電流が流れすぎて熱破壊、そうでなくても可動範囲を越えて物理破壊しやすい。 スピーカーが動く方向と反対に押された場合、ボイスコイルの電気抵抗が上がり、直列接続ならかかる電圧が上がって熱破壊しやすい。 そういう眼で各製品を見ると、どれも大概一つの箱に全てのユニットが入ってます。 これは切れやすいかも。もちろんテストはしてるのでしょうが…高いのに直ぐ切れちゃったらやだな。 切れない程度に分けて箱に納めれば解決することだと思います。手間とコストを考えれば、2 in 1かな… 検証する ラインアレーすごい! 万

スピーカーを作りたい

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です。こんな感じで。 いわゆるカラム型のラインアレースピーカーです。 ちょっとずつ進めていきます。

APFのVSTプラグインを作ってみた

秋田メモ APF 、 APFまた使ってみた  の続き。 VSTプラグインにしてみました。 macOS用。 http://www.mediafire.com/file/h6ht75e1emaaais/APFDelay_osx_vst.zip Windows用。 http://www.mediafire.com/file/n4hzgsyz7a7ktls/APFDelay_windows_vst.zip mac版は32bitでも64bitでも動きました。win版は実機がないんで試せてません。 これでもっとお手軽に使えます。 これはFaustという言語で作りました。 Faust日本語の詳しい解説 これのすごいところは、処理の核心の部分を書くだけでいい感じに動くものを作ってくれるところ。 ちなみに、このプラグインのコードはこんな感じです。 ほとんど例からのパクりです。 一番上に書いてあるのは「古いよ」という注意書きで、プログラムは下の四行。 実際に書いたのは三行目と四行目。 既にあるモノラルのAPFからステレオのAPFを作り... 決まった値で、四つ直列でAPFをかける。 という意味合いです。拍子抜けするくらいに簡単。 いろいろ使えそうです。

充電池は追充電しないようにしよ

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結論:充電池は追充電しないで、リフレッシュ充電しようっと。 舞台でワイヤレスマイクをたくさん使ってます。この度とうとう16台になりました。 一回で32本の電池を使います。本当は乾電池推奨なんですけど、費用がばかにならないので充電池を使っています。 充電池を使っていると充電する度すこしずつ劣化していきます。持ち時間が短かくなっていきます。 使用前に確認のために電圧を測ってからワイヤレスマイクに入れるようにしているのですが、ちょっと電圧が低いのがあったりします。 いままでそういうのがあると追充電して使っていたのですが、だんだん追充電する電池が増えていき、とうとう一個を残して全部、という事態になってしまいました。 調べてみると、追充電しても充電されるのはつぎこんだエネルギーの一割にも満たず、ほとんどは温度上昇と水素ガス発生(したがって電池の劣化)に使われるそうな。 また、電圧の低い電池をそのまま使ってみても、舞台終了時点ではほかとあまり変らない減り方で、あまり気にすることではないかなあと...まあ容量の半分も使っていないからですが。 一台だけリフレッシュ充電(放電してから充電)のできる充電器があったので、順繰りに全部、リフレッシュ充電しました。 限界まで使うことはないので実際の効果はわかりませんが、使用開始時の電圧はまちがいなくあがりました。元気になった気はする。