- そもそも
- ラインアレーがいい理由
- 自作する意味
そもそも
本舞台公演とともに宴会場などでのアトラクション、ライブがあるのですが、そいつを充実させたい。歌や踊り、パフォーマンスを楽しんでいただき、俳優の魅力身近に感じてもらって、劇場に足を運んでいただきたい。
SNSで拡散していただきたい。
ラインアレーがいい理由
現状、域内の宴会場などのライブスペースはまともな音響設備がなく、ある程度ちゃんとしたことをやろうとすると、仮設で仕込まなければいけません。また、
- 天井が低いか、横幅が狭い
- 奥行が結構ある
ハウりやすい。オペも必要。
ラインアレーならハウりにくいし遠達性もあるのでいいのでは?
自作する意味
安い
買うと結構高いです。でも、構造は至ってシンプル。要するに昔のトーンゾイレ。作ってました。
最近、それ用に使える小口径ハイパワーのユニットが比較的安価に手に入るようになりました。
壊れにくい構造にする
同業者からよく聞くのが「切れやすい」。共通して「たいしてパワーをかけてないのに一発だけ切れる」といいます。
かつてのトーンゾイレもそんなでした。
同じ負荷がかかっているはずなのになぜ?
当時は個体差だと思っていました。今は別の考えです。
一つの箱に複数のスピーカーユニットがついていると、中で音が共振して、場所によって違った仕方で後から押したり引いたりされることになります。
場合によっては、一つのユニットに最悪全部のユニットの力がかかる可能性があります。
- スピーカーが動く方向に押された場合、ボイスコイルの電気抵抗は下がるのでもし並列接続だったら電流が流れすぎて熱破壊、そうでなくても可動範囲を越えて物理破壊しやすい。
- スピーカーが動く方向と反対に押された場合、ボイスコイルの電気抵抗が上がり、直列接続ならかかる電圧が上がって熱破壊しやすい。
これは切れやすいかも。もちろんテストはしてるのでしょうが…高いのに直ぐ切れちゃったらやだな。
切れない程度に分けて箱に納めれば解決することだと思います。手間とコストを考えれば、2 in 1かな…
検証する
ラインアレーすごい! 万能! …みたいなことはありません。ユニット同士干渉させて指向性を得ているので、指向内だと思っても周波数特性は結構めちゃくちゃです。
今回は予算の関係で短かいやつを二本作るつもりですが、長さによっても特性が変ってきます。
どう使ったらいいのか、どういう製品がいいのか、ノウハウを蓄積する必要があります。
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