クリックランプ作りました

曲に合わせて光るクリックランプを作りました。
 太鼓の曲(太鼓の音でモニターが聴こえにくい)と最後の合唱(リズムがうすい割にテンポチェンジがある)で使います。

 中味はこんな感じ。
時間なかったんで手抜きな造りです。
黒い収縮チューブの中に整流ダイオードが入っています。定電流ダイオード(以下、CRD)は発熱するものなので剥き出しです。

回路はこんな感じ。
iPadのアプリ、iCircuitで動作を確認しながら作りました。
CRDは部品としてはないので、等価回路をsub-circuitで作って入れてます。
10mA用のものにしかならなかったので回路ではそれを入れてますが、実機にはより明るくなるように15mA のものを入れてます。

仕組みはこうです。
Ableton Live上で曲と、曲と同期して鳴るクリック音のwavファイルを同時に再生し、クリック音を単独の出力からパワーアンプに入力し、アンプ出力をこのランプに入力させて光らせます。

整流ダイオードは順電圧約1Vです。
CRDは一定値以上の電流(図では10mA)を流さないように制限します。約5Vかかったときに制限値に逹し、それ以上流そうとしても電流はほぼ一定になります。だいたい10Vかかるくらいまでが現実的な使用領域です。最大電圧は25V。

下のLEDは赤で順電圧が約2Vです。
上の二つのLEDは緑色のLEDで順電圧約3Vです。

下の赤いLEDは約3Vでつきはじめ約8Vで最大に明るくなります。約13Vまでが通常使用領域です。最大電圧は28V。
上の二つの緑LEDは約7Vでつきはじめ約13Vで最大になります。約17Vまでが通常使用領域です。最大電圧は32V。

ここに10:6の強弱がついたクリック音をパワーアンプでいい感じに増幅して入れてやると、緑、赤、赤、赤、というように色で一拍目を強調できる、という仕掛けです。
厳密には緑がついた時も赤はついているのですが、緑が二つつけば違いは分かるだろう、という作戦です。

クリック音は何でもいいのですが、どうしても高電圧でつく緑が遅くつくように見えるので、できるだけ立ち上がりの早い音がいいです。HiHatとかおすすめ。

思ったより強弱の差があり調光が効く感じなので、単色の強弱でも十分かな、というのができあがっての感想です。二色いらなかったかも。

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