秋田メモ スピーカの配置など

業務連絡的なものの続き。

会場条件としては
  • 狭い
  • スピーカが吊れない。バトンの耐荷重が低いため。
ということがわかっています。
大道具プランが出たところでスピーカが置けるか検討しました。

SketchUpで3Dに起こしてスピーカをざっくりと置いてみました。
 ちなみにスピーカから出ている補助線は、指向角の1/2のところで引いています。
音量も音質もそれほど変わらない範囲ということで、スピーカ単体のカバーエリアを検討するときにはより実感に近いと思います。

メインスピーカの置き方が難しいです。
  1. 避難経路の確保
  2. 地震で倒れない
  3. 客席をカバーするベストポジション

この条件を満たしていないといけません。
上の図だと、スピーカ前の通路が取れておらず、前すぎて客席全体をカバーできていません。

それで大道具プランナーさんと相談してこんなふうにしていただきました。
スピーカ前通路と避難口への通路を確保し、より客席をカバーできる位置になりました。

床面のそれぞれ赤い部分、茶色の部分が道具をカットしていただいたところです。


最終的にはこんな感じです。
中抜け用の SX300が写ってますが、メインだけで十分だったので実際は音が出ていません。
照明のSSの置き場がないので、サブウーハの穴を貸してあげました。
転倒防止用のロープをすのこから降ろして、スピーカとSSに結んでいます。

FB/効果音用の奥スピーカはこんな感じです。
下手は、人の出入りがこれでできるか演出に確認してOKをもらいました。
上手はスピーカの正面だけ音が通るように加工してもらいました。
実物です。
下手は袖パネルぎりぎりまでせめています。
わかりにくいですが上手はスピーカ部分だけドンゴロスになっていて音が通ります。
左右対称になってないのでステレオ音像的には若干気持悪い感じですが、舞台も非対称だし、だれも気にしてないので特に補正はしてません。


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