落語で C-38B以外を使ってみた

ちょっと前のことですが。

急遽、落語のオペだけ頼まれて、「マイク、58でもいい?」と聞かれてつい「いいよ」って言っちゃったんだけど、当日行ってみたらやっぱりダメだな的な話です。

58だと離れると音はスカスカになっちゃうし、ハウるし、近付くと急にデカくなるしで動きの大きい落語には不適。いや、わかってたんだけどね。

定番はみんな大好きC-38B。でも、時代はやっぱりスモールダイヤフラムでしょ!っていうことでC-35Pに換えてみました。
見た目的にも小さくて邪魔にならないし。

いいんじゃないかな?
ちゃんと比べたわけじゃないけど、印象としては38より前に出てくる感じで、動いたときの音質変化が少ない。

一応DriveRackは仕込んでもらってたので、ルームアコースティックを何点か落とした状態で落語家さんの入り。

最初は「ん、見たことないマイク?」という雰囲気でしたが、いろいろ試しているうちに「いいね、音が割れないね」となりました。

本番は盛況で客席もかなり沸いてました。
かなりの熱演でどんどん前に出てきて当りそうになるので、途中でマイクを後ろに微妙に下げに行きました。

なるほど、形がよくないのね。どうかすると袖に引っかけてしまいそう。
次やるときはサイドアドレスタイプの36Pにしよう。

38の良さって意外とその形にあるのかも。サイドアドレスで引っ掛けにくく、適度な大きさで存在感があるっていう。


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