音ネタを作る時のフォルダの作り方

舞台の音ネタを作るときには、かなり大量の音ネタを効率的に扱う必要があります。
で、自分がやっている工夫です。
使っているソフトによって違いがありますが、応用は効くと思います。
やってる人は既にやっているとは思いますが、ご参考になれば。

舞台の音ネタを作るにはおおまかにこのような工程を踏みます。
  1. 音をパソコンにとりこむ
  2. 加工する
  3. 舞台で使えるようにする
    • 順番に並べる
    • 音の出どころ、音量等を決める
    • フェードイン、フェードアウトなどを作る
    • その他もろもろ
僕の場合は1,2にTracktion5、補助的にAudacity、ISSE、3にAbleton Live8を使っています。

それぞれのDAWソフトは
セットやプロジェクト、エディットといった書類と
それと関係する(それが参照する)メディアファイルが
セットになって動く仕組みになっています。

TractionもLiveも、任意の場所にある音声ファイルをその場所のまま使うことが出来るし、参照しているファイルをそのプロジェクト内の決まった場所にコピーして使うことも出来ます。

音声ファイルをその場所のまま使うことにすると、お手軽な反面、使っている音ネタがハードディスク(or SSD)上のいろんな場所にあることになり、管理が大変になってきます。
その音がどこで使われているか分からず、間違って移動したり消してしまったりするかもしれません。

プロジェクト内の決まった場所にコピーして使うことにすると、管理が簡単になる反面、同じ音声ファイルが複数存在する事になり、ハードディスクの容量を圧迫します。
無意味なコピーで時間もロスします。

複数のソフトのプロジェクトフォルダーを重ねてしまって、同じメディアファイルを参照するようにすればいいのでは?

面倒なことをいっているようですが案外単純なことです。
TracktionとLiveでやるとこんな感じです。

まず、Liveで新規セットを保存してみます。

その中にTracktionのプロジェクトを作ります。

一旦Tracktionを終了した後、Tracktionのプロジェクトフォルダー名をSamplesに書き換えます。
これで、両ソフトのプロジェクトが重なりました。
Liveセットは(自分の)Project/Samples以下を参照し、
TracktionエディットはプロジェクトフォルダーであるSamples内を参照します。

Audacity、ISSEについてはノイズ取りが主なので、プロジェクトを保存することがそもそもありません。
なので、書き出す場所がSamples内になっていればokということにしています。

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