マイクを束ねる ついでに

マイクを束ねるのもうひとパターン。
MD421Uの上にC-35Pがのっています。何に使うの?

取りあえず録って、あとでマイクキャラクターを決める
ってことです。

新しい舞台の稽古をしていたのですが、夜まで稽古してその後に声ネタ、楽器(三線)の録音という日が二日あるだけというスケジュールでした。

いろいろ試してる暇はありません。
とにかく役者さんの集中力のある間に録ってしまう必要があります。

ソロの声ネタと三線を手っ取り早く録るために作ってみました。
セッティングの変更がすぐできるのと、
位相が揃えられるので必要ならミックスしても劣化が少なく出来る
のが強みです。

マイクはキャラクターが違うもののほうがいいと思ったので、

  • スモールダイヤフラムのコンデンサーマイクSONY C-35P
  • ラージダイヤフラムのダイナミックマイクSennheiser MD421U
にしました。

実際使ってみると...なかなか良いんでない?
セッティングが速いので録音がサクサクすすみます。

録ったものをあとで聴いてみると、確かにだいぶマイクキャラクターが違います。
  • 声ネタはC-35Pが解像度が高くて良かったです。
  • 三線は断然MD421。C-35Pだとピッキングの音がしっかり録れすぎててうるさい。

ミックスする必要は今回はありませんでした。
数sampleはずれているのでDAW上で波形を観ながら位置を修正してからミックスするといいでしょう。

マイクヘッドがかなり重いです。
緩まないようにネジの方向を変えるとか、
お辞儀しないための養生とか、
必要です。

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