VDJのシミュレータを作ってみた。

といっても、何のことやら?ですが、スピーカ二つの干渉を利用して音場を制御してやろうという企み(あくまでおれ理解ですが)のようです。
大先輩の発案です。
だいぶ前に聞いてなるほどなあと思っていたのですが、最近またFacebookで話題になっておりました。
ちょうどGrapher用にラインアレイのシミュレータ作ってたんで、それを間引いてvdj用のを作ってみました。あ、Mac用です。
vdj_1.gcx
実用的ではないですが、雰囲気を知るのにどうぞ。


fが周波数、y1がsp間の距離です。それぞれ望みの値をいれてreterun。
二つのスピーカの干渉の様子が見れます。

の式が選択された状態で、
右上のインスペクタを開いて、
等高線をチェックして、
適当な間隔にして、
丸まった矢印をクリックして更新。
で等高線を入れると分かりやすいです。

実用上のキモは

x軸上のメインローブをなんとかうまく客席に向ける

当然ですが、周波数が上がればうまく合成しなくなるので、なんとか工夫する。
指向性で逃がすとか...
sp間の距離や位置関係を工夫するとか...

干渉でビームを作り出すのと音質の変化はトレードオフなんで、そういう理屈を折り込み済みで、なおかつ聴感上ok出来るのならそれもあり、ってことかな?


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