以下、自分の考えのまとめです。
間違い、受け売り、未消化なことがあると思います。突っ込み大歓迎。
間違い、受け売り、未消化なことがあると思います。突っ込み大歓迎。
そもそも、正相・逆相ってどういうこと?なんのことを言っているの?
- マイク正面が高い気圧になった時、その信号がいろんな機材を経由して、最終的にスピーカが前に動くと正相。後ろに動くと逆相。
- マイク以外の入力でも、卓に正電圧を入力した場合、最終的にスピーカが前に動くと正相。後ろなら逆相。
ひっくり返っちゃう原因
- 伝送ノイズを抑えるために、本来アンバランスの音響信号をバランスに変換して伝送するようになった。
- 先に3番ホットが広まり、後に2番ホットが広まった。規格の違いによる混乱。
- CARVER PM350(PM900/600以降は内部に切り替えスイッチあり)
- ROLAND DI-1(切り替えスイッチあり)
- ROLAND AP700(BALANCE IN/OUTなので実際は影響なし)
- 古いSM57/58(直したものもあり。混在しているので注意)
- ワイヤレスのピンマイク(二線式と三線式で逆になる。新しいのを使う時、卓のチャンネルを差し替える時は必ず確認)
- 特許を避けるためにわざと逆相。古いJBLのスピーカ。 4560関連。
- 安く作るために?逆相のまま設計? パソコンのLINE OUTなど。
- 以上の事態を解決するために作った逆相変換ケーブルがパッチケーブル等に混じってしまっている。
どうしたらわかるの?
機械やソフトで測る。
しかし、スピーカが遠くなると測れなかったり、逆を示したり。
素性のわかっているマイクでスピーカーからそれほど遠くない場所で喋ってみる。
正相だと自分の声とスピーカの音が混じって聞こえる。
逆相だとスピーカの音が声とは別に離れたところから聞こえる。
いつも聞き慣れている音楽を流す。
- ボーカルが遠い。
- バスドラムが小さく遠くなり、ベースが大きく近く感じられる。
ような傾向が感じられたら逆相の疑いあり。
スピーカの場合
素性のしれたスピーカと一緒に、音量、ディレイを合わせて音楽を流してみる。音量はなるべくぴったり。ディレイは大体で良い。
低音が消えたら逆相。
マイクの場合
素性の知れたマイクと一緒に持って喋ってみる。HAを合わせて。
卓のPFLで聴くとわかりやすい。
音が消えたら逆相。
わかりにくかったら、片方を近づけたり遠ざけたり。
ワイヤレスマイクはアナログでも約3ms位のディレイがあるそうな。判りにくい時はワイヤレスマイクを近づけて、有線マイクを遠ざけて。30-60cm離す位で効果あり。
マイクの場合
素性の知れたマイクと一緒に持って喋ってみる。HAを合わせて。
卓のPFLで聴くとわかりやすい。
音が消えたら逆相。
わかりにくかったら、片方を近づけたり遠ざけたり。
ワイヤレスマイクはアナログでも約3ms位のディレイがあるそうな。判りにくい時はワイヤレスマイクを近づけて、有線マイクを遠ざけて。30-60cm離す位で効果あり。
live8 初心者です。。
返信削除いつも こんな使い方があるのか!と参考にさせていただいております。
とはいっても もっぱら 企業系イベントなどでしか使えてません。。
私の場合 ですが、、
Side Foot のアウトチェックを行う際、
必ず位相のチェックも含めて行います。
Houseに対して 1尺でも位置がよろしく無いと
音質は顕著に出ますよね。
BANDのMONIは Houseからの距離がありますので
そこまで影響はありませんが。
必ず 58でチェックします(舞踊現場でもしかり!)
持ち込みの HOUSEに対し、会館のプロセ 及び Side Foot また Infill を
HOUSEは生かした状態で
『あーーーー』と Infill を ON/OFF
次に プロセを ON/OFF 次に..というように
On状態で 58の lowが増えれば
Houseに対しては正相。
プロセの場合で lowが無くなれば 卓で逆相に。。
Infill Side Foot の場合はまず位置を変えてみます。
Houseの ユニットに対しての位置ですが。
それでも 難しければ 初めて逆相にしてみますね。
(ホント 皆さん同じ感覚ですが、180度 逆ではないんですよねー ちょっとずつ反転していけるプラグイン欲しいです)
SPチューニングも これを行う事で 数分で終わります。
勿論 芝居やミュージカル、舞踊などは
舞台美術、照明さん ありきの為に
好きな位置に SPは置けないですからね〜
難しいですね
拙文にコメントありがとうございます。
返信削除しかも最近、更新してないし...いや書くネタはあるんですけどね。作文が苦手で...
皆さんいろいろ工夫してるんですね。勉強になります。
距離による位相の変化もあるのでそこはディレーで処理できればすっきりすると思います。装備にもよりますが。
ちなみに今日はプロセに4msほどディレーを入れてokでした。
スピーカによっては逆相ユニットを使ったものがありますよ。
返信削除JBLの2wayのステージモニターでHFだけが逆相のやつとかあって結構迷惑。
(ネットワークでのつながりを重視してそうしてるのだと思います)
様々な種類のスピーカーを同時に使うということはそういうリスクがあります。
耳で確認すると、いちいち中間地点に立って聞かないといけないし、LFとHFが逆かどうかなんてメンドクサイです。
AudioToolsのSpeakerTestsのPolarityセクションで確認すると早いです。
スピーカによっては逆相ユニットを使ったものがありますよ。
返信削除JBLの2wayのステージモニターでHFだけが逆相のやつとかあって結構迷惑。
(ネットワークでのつながりを重視してそうしてるのだと思います)
様々な種類のスピーカーを同時に使うということはそういうリスクがあります。
耳で確認すると、いちいち中間地点に立って聞かないといけないし、LFとHFが逆かどうかなんてメンドクサイです。
AudioToolsのSpeakerTestsのPolarityセクションで確認すると早いです。
情報ありがとうございます。
返信削除Polarity、ありますね。たまに怪しいなと思った時、自分も使うことがあります。
スピーカーに近づける時は結構使える感じです。ちょっと離れると迷いません?
ちなみに自分のところはPAもFBもパッシブネットワークなんで、HFは全部逆相です。
デジタルクロスオーバーでPAだけはHFも正相になるようにも出来るのですが、FBの分まではないので、混ざった時のいやな感じを避けるためそのまま使ってます。