notch使える! on driveRack260

メインアウトのGEQにdriveRack260を使ってるんです。
いろんなことができる機械で、EQ系だけでも4PEQ,1/3oct.GEQ,12FeedBackElliminator,6NotchFilterいれてます。

でも、今までnotchは使ってませんでした。
一番広くしてもQ=16で狭すぎる感じがするし、gainが3dB単位だと使いにくいし...

ちなみに普段こんな調整をしています。全然教科書通りじゃないですけど。

  • 測定マイクを舞台中に立ててメインとのFBの内、約100Hz(会場の大きさで違う)までのものをQ=10にした4PEQで取る。
  • それ以上のFBをFBElliminatorでとる。
すべてのユニットを使い切るわけではなく、規定のFBマージンがとれたところでやめます。
全てをFBElliminatorでやると低音がごっそり無くなってしまうことが多いので、面倒ですがこうしています。

  • 自声で約70-500Hzの問題点をチェック。余ったPEQやGEQで補正。
ホールの響きすぎる音は勿論、構造物や照明灯体の共振などもチェックします。
  • 音楽を流してGEQで補正。
ポイントは狭いPEQでこまめにいじるということ。GEQで大きく削ることは少なくなりました。

でも、PEQが4しかないので困るときも多かったです。
はっきりいってノッチのことを忘れていました。


とある会場で必要に迫られて使ってみたらこれが結構いい感じ。ていうか使った方がいいね。

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