mic amp続き。


差動増幅回路っていうのが今ひとつ分からなくて、いろいろ調べてやっと動きそうなのができました。こんな感じですが...定電圧源にはツェナーダイオードよりはノイズ的に優しいのではと青色LEDなんか入れてみたりして。
マイクのFETの電源と差動増幅回路のバイアスと両方に使ってみました。QUCS的にはいけそうな感じです。前の回路とほぼ同じに動くようです。

でも本当にこれがノイズに強いのか?QUCSの使い方がよくわかってないのですが、とりあえずファンタム電源にノイズ用の交流電源を足してみました。
結果。全然ノイズに強くない。青色LEDのユルさが裏目に出た?
以下、1kHzの信号に10kHzのノイズを乗せてみたグラフです。
LEDで定電圧化した(はずの)電源です。ノイズが乗っちゃってます。

見にくいですがピンクのPr1.Vtが負荷に現れた電圧です。かなりでこぼこです。
ちなみにload1,load2っていうのがそれぞれhot,coldに出力される電圧です。
むしろ、前の回路の方が優秀なのが分かりました。
前の回路の、マイクに送られる電源電圧のグラフです。ノイズがまったく来ていません。
なんで?と思ったけど、よく考えたらあたりまえか。平衡出力段のFETが定電流化してくれていて、電圧変動を吸収してくれてるような。こんな理解でいいのかしら?
同じくピンクのPr1.Vtが最終的に負荷に現れる電圧です。綺麗です。


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