次の舞台の音楽が改めて聴いてみると突っ込みどころ満載、ってことに気付いてしまった。
早速、修正を試みる。本当はやなんだけど。
こんな時はSonicbirthとTracktion3で決まり。
それにサンレコ誌マスタリング特集を参考に。
まず、SonicbirthでMSエンコーダ、デコーダをつくりました。
次に、Tracktionで必要そうなplug inをrackにどんどん並べてつないでいきます。それを音ネタを置いたトラックに置く。
rackのなかみは:
MSエンコーダでM,Sに分岐
>>M,SそれぞれにHPF>comp(フリーの"+compand.vst"ってのが便利)>4bandPEQ
>>まとめてMSデコーダ
>>3bandディバイダ、帯域それぞれにdelay,帯域ごとに分岐
>>帯域ごとにlevel-meter>comp>tubeDrive>4bandPEQ>volume
>>まとめて4bandPEQ
>>volume
>>DC-blocker
結構大盛り。並び切りません。
あとは音を聴きながらちょっとずついじっていきます。
まず、グルーブの調整。
3bandディバイダで低域、中域、高域の楽器にわけ、delayでなんとか妥協点をさぐります。
BD&EB/SD&Gt&KB/HHとか、ティンパニ&ベース/SD&管弦/シンバルみたいにわけます。
最近の打ち込み音源は低音がのろい物が多くて困ります。
あと、合唱が異常に突っ込んでたりとか。
あんまりひどいと直しようもないんだけど、一応悪あがき。
その後、拡がりとか、音質とかいろんなところをちょっとずついじっていくのはサンレコ誌にある通り。
ただし音圧をあげるのが目的ではないので違うところもあります。
例えば通常はmaximizer的な物は使いません。逆にオケっぽい曲だと抑揚がなくなってくるので,最後にvolumeのオートメーションを書いたりします。
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